こんにちは、ギャップラー小林です。

 先日、突如発表された Android Wear。その後すぐ都内で Android Wear 勉強会が開催され、開発部のイケカツ氏 がそちらに参加してきましたので、彼の報告をもとに一体どんなものなのかをまとめてみました!

Android 端末と連携して動作する

 Android Wear は原則 Android 端末ありきで、これと連携して動作するもの であるようです。具体的には Android Wear 端末にアプリをインストールするのではなく、これまで Android アプリに提供されていた「通知」を拡張した仕組みを用いてコントロールするようです。

 結果的に、Android Wear 端末は Android 端末の

  • サブディスプレイ
  • 補助入力装置
  • リモコン

のような役割を果たすことになるのかと思います。

通知に対して「返信」ができる

 従来の通知はユーザに対していくつかのアクションを選択させることしかできませんでしたが、Android Wear へ通知を行った場合はさらに「返信」することができるようになります。例えば 新着メールに対して音声入力を使って返事を返す といったことが可能になるでしょう。

 ただ現在公開されている SDK は音声入力には対応しておらず、エミュレータ上でキーボード入力する必要があるようです。

丸形の画面が存在する

 Android Wear 端末第一弾として登場する予定の Moto 360 は見てのとおり、丸形のディスプレイを搭載しています。このことから分かるように、Android Wear 端末は長方形のディスプレイと、丸形のディスプレイに対応しています。

 現時点ではアプリ側から UI を詳細にコントロールすることができないようですが、いずれこれが可能になったとき、 両方のタイプについて UI/UX を考慮しなければならない でしょう。

 

 というわけで、現時点では全貌が明らかになっていないため不明点はあるものの、Android Wear がどんなものなのか少しはご理解いただけたでしょうか?

 ウェアラブル端末はスマートフォンと違い、ユーザ自身が操作できることは限られています。よって ユーザが求めていることを察してレコメンドしたり、極力少ない手数で目的を果たせる UI/UX をデザインすることが重要 になりそうですね。ギャップロでは引き続き、Android Wear に関する調査を進めていきたいと思います!



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