こんにちは、ギャップラー小林です。
今回は先日行われた Microsoft de:code に参加した、弊社エンジニアからのレポートをお送りしたいと思います!
Xbox One
- 日本でも6月21日より予約が始まり、9月4日に発売を予定。
- ゲーム用、汎用(アプリ用)、それらを統括する用の3つのOSがある。
- ゲーム用、汎用のOSは完全に独立されているため、アプリとゲームを互いに影響を受けずに、同時に動かせる。
- 同時に動かすために、スナップモードという画面分割の仕組みがある。
- 「Universal Windows Apps」として作ったアプリも動かせる。(ただし公開の場や仕方については未定)
- 会場では、ストア用->Phone用->Xbox用と移植する実演があった。
Kinect新型(V2)
- 大幅な性能アップ
- 同時に6人を骨格レベルで認識
- 手の形状の認識
- 表情の認識
- 集中力の判定
- 眼鏡の有無の判定
- 暗闇の中でも人体を認識できる
- 筋肉への負荷や重心を認識
- カメラと赤外線をの組み合わせで脈拍認識
- 求められる開発環境のスペック
- Corei7 2.5GHz以上
- directx11以上対応GPU
- USB3.0
- メモリ4GB以上
- Windows 8以降
- Visual Studio 2012以降
- 常駐プログラム「Kinect Service」。センサーからデータを複数のアプリケーションが同時に取得できる。
- XboxOneはホストOSが常時キネクトを処理している。
- V1とV2と同時に利用は出来るが、V2を複数は未定。
Universal Windows Apps(ユニバーサルアプリ)
- Windowsストア/Windows Phone/XboxOneのアプリのコードの大半を共有できるようになった。(Shared Project)
- 厳密な対応環境はWindows8.1、Windows Phon8.1から。Xbox Oneは近い将来。
- 開発環境はVisual Studio 2013 Update 2以降。
- Windows Runtime APIで動作。メインのプラットフォームの開発はWinRTに統合していく。
- 開発言語はC#、VB、C/C++、JavaScriptで可能。
- Multi-Device Hybrid Appsをインストールすると、Cordovaを用いたiOS/Android用アプリの開発が可能。(ただしvs2013 pro以上)
Xamarin
- Windowsストア/Windows Phone/iOS/Androidの開発でコードの大半を共有できる。
- c#で書ける。
- UIに関わるコードはプラットフォームごと。
- ただし本日(5/29)公開のXamarin3.0では単一のUIコードでもプラットフォームごとに実行されるようになる。
- Xamarin Component Storeで、有償無償のライブラリを探して簡単にインポートが出来る。
- iOSアプリはMacマシン側のXodeをリモートでビルドすることで実現。